2025年の大相撲三月場所で注目を集めているのが、大の里(おおのさと)の背中にくっきりと浮かぶ丸いあざ!?
「ケガ?」「何かの治療?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
今回は大の里の背中の丸いあざは何?について深堀していきましょう。
大の里の背中の丸いあざはカッピングの跡!
大の里関のような力士の背中に見られる丸いあざは、「カッピング療法(吸い玉療法)」によるものです。
東洋医学の施術法で皮膚にカップを吸着させて血行を促進し、筋肉の疲労回復や老廃物の排出を助ける働きがあります。
厚生労働省も「伝統医学の一種」として紹介しており、現代でもスポーツ選手や格闘家の間で活用されている場面が見られます。
皮膚にあてる前にカップに炎をあてて酸素を除去する、あるいは皮膚にあてた後にカップに吸引装置を取り付けるなどして、カップ内を陰圧します。
厚生労働省
大の里が受けたカッピングは炎鵬や貴景勝もやっている!
調査したところ、炎鵬や貴景勝も過去にカッピングを受けていたことが分かりました。
こちらの画像は2022年秋の大相撲九州場所での貴景勝の画像です。

背中の広範囲に赤くて丸いカッピングの跡が残っています。
アントニオ猪木さんやプロ野球選手の中田 翔さんどもカッピングしているとされています。
格闘技界に限らず角界でカッピングを行っている選手は少なくないのかもしれません。
SNSでも話題に!「効果はあるの?」の声も…
大の里のあざに注目が集まったことで、SNSでも「これってカッピングの跡?」「本当に効果あるの?」といった声が相次いでいます。
実際のところ、カッピングの効果については医学的に明確な根拠があるとは言い切れない部分も多く、個人差があるとされています。
それでも、血流改善や筋肉のこわばりを和らげる目的で利用されている例は少なくありません。
まとめ
大の里の背中に残る印象的な丸い跡は、カッピングというコンディショニング法のひとつ。
見た目のインパクトから話題になりましたが、特にケガや病気によるものではなく、コンディション維持の一環のようです。
古くから伝わる施術で、近年では多くのアスリートにも取り入れられている手法です。
その効果には個人差があるものの、ハードな取り組みに挑む力士たちにとって、日々のケアは欠かせないもの。
大の里の背中は、まさにその努力と積み重ねを象徴しているのかもしれませんね。
今後も彼の活躍に注目が集まりそうです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント